アメリカンオプティカルのサラトガ愛用芸能人と着こなしの極意

最新記事

アメリカンオプティカルのサラトガ愛用芸能人と着こなしの極意

アメリカンオプティカル サラトガ 芸能人 アメリカンオプティカルのサラトガ愛用芸能人と着こなしの極意

メガネコンパス

こんにちは。メガネコンパス、運営者の「Syo66」です。

アメリカンオプティカル(American Optical)の傑作サングラス、「Saratoga(サラトガ)」といえば、古くはジョン・F・ケネディ(JFK)大統領、現代ではB’zの稲葉浩志さんといった、時代を象徴するカッコいい男たちが愛用していることで知られていますね。

憧れのスターがかけているサングラス、やっぱり気になりますよね。私も映画やライブ映像を見ては「あのサングラスはどこのブランドだろう?」「自分に似合うかな?」と夜な夜な検索してしまうタイプなので、その気持ち、痛いほどよく分かります。

でも、いざサラトガを手に入れようとすると、意外とハードルが高いのも事実です。

「レイバンのウェイファーラーと何が違うの?」「サイズは52と54、どっちを選べばいい?」「ネットで売ってる安いのは偽物?」などなど、迷うポイントが山積みなんですよね。特にヴィンテージ市場では情報が錯綜していて、正しい知識がないと失敗してしまうこともあります。

そこで今回は、サラトガを愛用する芸能人のスタイルを徹底的に深掘りしつつ、実際に購入する際に絶対に知っておきたいサイズ選びや真贋判定の知識まで、私の持てる情報をすべてシェアしたいと思います。

この記事を読めば、ただの憧れで終わらせず、自分だけの一本を自信を持って選べるようになるはずです。

  • アメリカンオプティカルのサラトガを愛用する国内外の芸能人とその具体的なスタイリング術
  • JFKモデルの「デミアンバー」や稲葉浩志さん着用の「ブラック」など、仕様の詳細と魅力
  • ライバルであるレイバン「ウェイファーラー」との構造的な違いと、日本人にとっての掛け心地の差
  • 失敗しないためのサイズ(52mm vs 54mm)の選び方や、偽物を見分けるためのプロ視点のチェックポイント

アメリカンオプティカルのサラトガ愛用芸能人とその魅力

アメリカンオプティカル(以下、AO)のサラトガは、単なる工業製品としてのサングラスではありません。

1833年創業というアメリカ最古の眼鏡メーカーが誇る歴史的背景と、それを身につけてきたアイコンたちの物語が詰まった、まさに「文化遺産」のような存在です。

アメリカンオプティカル サラトガ 芸能人 アメリカンオプティカルのサラトガ愛用芸能人とその魅力

メガネコンパス

ここでは、サラトガを愛用する芸能人たちがどのようにこの名作を自分のものにしているのか、その魅力にとことん迫ってみましょう。

人物を一覧にまとめました。

人物名 着用モデル カラー・仕様 スタイルの特徴・備考
ジョン・F・ケネディ
(JFK)
AO Saratoga
(サラトガ)
フレーム:Demi-Amber
(デミアンバー)
レンズ:Calobar Green
(カロバーグリーン)
サイズ:52mm
「プレジデンシャル・スタイル」
赤みの強いべっ甲柄とダイヤ型リベットが特徴。スポーティでありながら知的でエレガントな、大人の休日の模範的スタイル。
稲葉浩志
(B’z)
AO Saratoga
(サラトガ)
フレーム:BLACK
レンズ:GRAY
「硬派なロック・スタイル」
無駄を削ぎ落としたブラック×グレーの組み合わせ。ストイックで色気のある、媚びない大人の強さを演出。
河合郁人 AO Saratoga
(サラトガ)
フレーム:TORTOISE
レンズ:GREEN
※推定
「日常のアメカジ・スタイル」
白Tシャツやデニムなどのラフなスタイルにさらっと合わせる、日常に溶け込んだこなれた着こなし。
ジョニー・デップ AO Original Pilot
(オリジナルパイロット)
※サラトガではない
フレーム:Matte Silver
レンズ:Purple / Blue系
(カスタムカラー)
「ブランドへの信頼」
サラトガ愛用は誤解(ウェリントンはタート等を愛用)。しかし公の場でAOのパイロットサングラスを着用しており、ブランド品質を信頼している。
松田優作 AO Sunglasses
(主にパイロットタイプ)
※サラトガではない
不明
(映画『蘇る金狼』などで着用)
「ハードボイルドな男の美学」
AOが持つ「無骨」「実用性」「男らしさ」というブランドイメージを日本で決定づけた存在。
レスリー・ビブ AO Saratoga
(サラトガ)
フレーム:BLACK 「ハンサムな女性像」
ドラマ『Palm Royale』にて着用。女性が掛けてもかっこいい、性別を超えた名品の魅力を体現。

アメリカンオプティカル サラトガ 芸能人 アメリカンオプティカルのサラトガ愛用芸能人とその魅力2

メガネコンパス

伝説のJFKモデルとデミアンバーの真実

サラトガを語る上で、絶対に避けて通れないのが第35代アメリカ合衆国大統領、ジョン・F・ケネディ(JFK)の存在です。

彼は政治的手腕だけでなく、その洗練されたファッションスタイルでも世界中を魅了しましたが、彼の「プレジデンシャル・スタイル」を決定づけたアイテムの一つが、間違いなくこのサングラスです。

実は長い間、JFKが愛用していたサングラスはレイバンの「ウェイファーラー」だと誤解されていました。レイバンがあまりにも有名すぎたために起きた誤認ですが、近年の詳細なアーカイブ調査や、ボストンのJFKライブラリー&ミュージアムに収蔵されている実物の検証により、彼が愛用していたのはAOの「サラトガ」であることが確定しています。これ、眼鏡好きの間では歴史が覆るような大発見だったんですよ。

JFKが愛用していたモデルの仕様は、現代でも復刻されており、ファン垂涎の的となっています。

JFKモデルの具体的なスペック

JFK仕様の完全解剖

  • フレームカラー:Demi-Amber(デミアンバー)
    これが最大の特徴です。現代の一般的な「トータス(べっ甲柄)」よりも、赤みと黄色みが強く出ていて、非常に鮮やかです。光に透かした時のその美しさは、まるで琥珀のようです。
  • レンズカラー:Calobar Green(カロバーグリーン)
    AO独自の染色技術によるグリーンレンズです。自然な色調を保ちつつ、海面からの強烈な反射光を抑える機能を持っています。セーリングを愛したJFKにとって、実用的な意味でも必須の機能でした。
  • サイズ:52mm
    JFKは身長183cmと大柄でしたが、顔は小顔で整っていました。彼が選んだ52mmサイズは、顔の幅にぴったりと収まり、知的でシャープな印象を与えます。
  • リベット:ダイヤ型(菱形)
    フロントとテンプルにあるシルバーの飾り鋲です。ウェイファーラーのような楕円形ではなく、鋭角的なダイヤ型がAOの証です。

JFKが愛船「マニトウ号」でセーリングを楽しんでいる写真や、オープンカーでのパレード中に撮影された写真を見ると、スーツ姿にもカジュアルなポロシャツ姿にも、このデミアンバーのサラトガが完璧にマッチしています。

「スポーティでありながらエレガント」。この相反する要素を両立させているのが、JFKスタイルの真髄であり、サラトガが持つ不思議な魅力なんです。

アメリカンオプティカル サラトガ 芸能人 JFKモデルの具体的なスペック

メガネコンパス

B’z稲葉浩志が選ぶブラックの美学

海外のアイコンがJFKなら、現代の日本においてサラトガの人気を決定的なものにしたのは、B’zの稲葉浩志さんでしょう。

2023年の「B’z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-」の会場限定ポスターや関連ビジュアル、さらにはプライベートと思われる場面でも着用されている姿が確認され、ファンの間で「あのサングラスはどこのだ!?」と大きな話題になりました。

稲葉さんがチョイスしたのは、JFKのクラシックなデミアンバーとは対極にある「BLACK / GRAY(ブラックフレーム×グレーレンズ)」のモデルです。

これがまた、稲葉さんのスタイルに恐ろしいほどハマっています。

AOというブランドには、創業以来、軍への納入実績やアポロ計画への参加など、「実用性」「堅牢さ」「本物志向」といった硬派なイメージがあります。

このブランド背景が、長年日本のロックシーンを最前線で走り続けてきた稲葉さんのストイックな姿勢とリンクして、単なるファッションアイテム以上の説得力を生んでいるように感じます。

ブラックフレームにグレーレンズという組み合わせは、無駄な装飾を削ぎ落としたミニマルな美学を感じさせます。

色気がありながらも媚びない、大人の男の強さを演出するにはこれ以上の選択肢はないかもしれません。「流行りの薄いカラーレンズもいいけど、やっぱり男は黙って黒レンズ」という硬派なスタイルを目指すなら、稲葉さんモデル一択です。

アメリカンオプティカル サラトガ 芸能人 B’z稲葉浩志が選ぶブラックの美学

メガネコンパス

河合郁人の着用動画に見る日常への適応

タレントの河合郁人さんも、YouTubeチャンネルなどでサラトガを着用している姿が見られます。

彼はヴィンテージファッションやアメカジに造詣が深く、特にアイウェアに関してはタートオプティカルなどの通好みなブランドも所有していることで知られています。

河合さんが着用しているのは、JFKと同じ系統の「TORTOISE / GREEN(トータス×グリーン)」のモデルだと思われます。

彼の場合、この歴史的な名品を、非常にラフなスタイルに合わせて楽しんでいるのが印象的です。

例えば、シンプルな白Tシャツにデニム、キャップといった王道のアメカジスタイルに、さらっとサラトガを合わせる。これこそが、サングラスを日常に溶け込ませる最高の手本です。

「サングラス=気取っている」と思われがちですが、河合さんのようにカジュアルな服に合わせることで、嫌味がなくなり、むしろ全体のコーディネートを格上げする「締め色」としての役割を果たしてくれます。

また、河合さんのような30代の男性が着用することで、サラトガが決して「おじさん臭い」アイテムではなく、若い世代やファッション感度の高い層にとっても魅力的な選択肢であることが証明されています。

ヴィンテージデニムを愛するようなこだわり派の方には、間違いなく刺さる一本ですね。

ジョニーデップ愛用説の誤解と正しい知識

ネットで「サラトガ 芸能人」と検索すると、なぜかジョニー・デップの名前がヒットすることがあります。

これについては、少し情報の整理が必要です。ジョニー・デップといえば、ヴィンテージ眼鏡ブームの火付け役であり、彼のスタイルに憧れて眼鏡を探す人も多いですが、実は彼がプライベートで愛用しているウェリントン型の眼鏡は、AOのサラトガではありません。

彼が愛用しているのは、主に「Tart Optical(タートオプティカル)」のArnel(アーネル)や、「Moscot(モスコット)」のLemtosh(レムトッシュ)といったモデルです。

これらはサラトガと同じ1950年代〜60年代のアメリカンヴィンテージスタイルを代表するモデルなので、混同されやすいのも無理はありません。

誤解を解く重要なポイント

「ジョニー・デップ着用モデル」としてサラトガが紹介されていることがありますが、これは間違いである可能性が高いです。

彼がウェリントン型でサラトガを掛けている明確な証拠写真は、現時点では確認されていません。

しかし、だからといって彼がAOと無縁かというと、そうではありません。

ここが面白いところなのですが、近年のカンヌ国際映画祭などの公の場で、彼はAOの「Original Pilot(オリジナルパイロット)」というアビエーター(ティアドロップ)型のサングラスを愛用しています。マットシルバーのフレームに、カスタムカラーと思われるパープルやブルーのレンズを入れたスタイルは非常にかっこいいです。

つまり、ジョニー・デップはサラトガこそ掛けていないものの、「アメリカンオプティカルというブランドの品質と歴史的価値」は認めており、実際に愛用しているということです。

「ジョニー・デップも信頼するAOブランド」という文脈で捉えれば、サラトガを持つことの喜びもまた格別なものになるはずです。

松田優作らが築いたブランドの男性的印象

日本の芸能界においても、AOのサングラスは特別な意味を持ってきました。

直接的にサラトガを愛用していたという記録は少ないものの、AOというブランド全体のイメージ形成に大きく寄与したのが、故・松田優作さんや池内博之さんといった「男の色気」を感じさせる俳優たちです。

特に松田優作さんは、映画『蘇る金狼』などの作品中で、AOのサングラス(主にパイロットタイプ)を着用していました。

あの野性味あふれる風貌と、アメリカ製の無骨なサングラスの組み合わせは、当時の若者たちに強烈なインパクトを与えました。

「AO=ハードボイルド」「AO=本物の男が選ぶギア」というイメージは、こうした銀幕のスターたちによって築き上げられたものです。

サラトガはウェリントン型で、パイロットサングラスとは形状が異なりますが、その根底に流れる「質実剛健なアメリカンスピリット」は共通しています。

今、あえてサラトガを選ぶということは、単にかわいいから、おしゃれだからという理由だけでなく、松田優作さんたちが体現してきたような「男の美学」「背後にある物語」を身に纏うことでもあるのです。

最近では、ドラマ『Palm Royale(パーム・ロワイヤル)』でレスリー・ビブが黒のサラトガを着用するなど、女性が掛けるとかっこいい「ハンサムなサングラス」としての地位も確立しつつあります。

性別を超えて愛される、それが本物の名品の証拠ですね。

アメリカンオプティカル サラトガ 芸能人 松田優作らが築いたブランドの男性的印象

メガネコンパス

芸能人風にアメリカンオプティカルのサラトガを着こなす

ここまで芸能人のスタイルを見てきて、「やっぱりサラトガが欲しい!」という気持ちが高まってきたのではないでしょうか。

しかし、ここからが本番です。

ネット通販が主流の今、試着せずに購入するのは勇気がいりますよね。失敗して「なんか違う…」とならないために、サイズ選びや他モデルとの違い、偽物対策など、購入前に知っておくべき実用的な情報を徹底的に解説します。

レイバンウェイファーラーとの比較と違い

「サラトガを買おうか、それとも王道のレイバン・ウェイファーラーにしようか…」。これは誰もが一度は通る悩みです。

両者は見た目が似ている兄弟のような存在ですが、実際に掛けてみると、その着け心地には天と地ほどの差があります。

ここでは、カタログスペックだけでは分からない「リアルな違い」をお伝えします。

アメリカンオプティカル サラトガ 芸能人 レイバンウェイファーラーとの比較と違い

メガネコンパス

最大の違いであり、サラトガを選ぶ最大のメリットと言えるのが「フロントの傾斜角(前傾角)」です。

欧米人の骨格に合わせて作られたオリジナルのウェイファーラーは、フレームの前傾斜が非常にきつく設定されています。

彫りの深い欧米人が掛けるとカッコいいのですが、鼻根が低く頬骨が出ている我々日本人が掛けると、フレームの下部が頬に食い込んでしまい、笑うとサングラスが持ち上がってしまう…なんて悲劇が起こりがちです。

一方、AOのサラトガは、この傾斜が比較的浅く(緩やかに)設計されています。これにより、日本人の平坦な顔立ちでも頬に当たりにくく、自然なフィット感が得られるのです。

アメリカンオプティカル サラトガ 芸能人 レイバンウェイファーラーとの比較と違い2

メガネコンパス

比較項目 AO Saratoga (サラトガ) Ray-Ban Wayfarer (ウェイファーラー)
生産国 Made in USA (イリノイ州自社工場) 主にイタリア製 (Luxottica社)
ヒンジ構造 7枚蝶番(Seven-barrel hinges)
※非常に堅牢で歪みにくい
モデルによるが通常5枚または7枚
テンプル形状 スリムでストレート
※スーツにも合わせやすい上品さ
肉厚で湾曲している
※ロックでラフな印象
リベット ダイヤ型(菱形) 楕円形に近い独自形状
日本人への適合 傾斜が浅くフィットしやすい◎ 傾斜がきつく頬に当たりやすい△

また、ヒンジ(蝶番)の作りもAOの方が堅牢です。

7枚の金属板を噛み合わせた「7枚蝶番」は、長年使用してもテンプルがグラつきにくく、まさに「一生モノ」と呼ぶにふさわしい耐久性を持っています。

アメリカンオプティカル サラトガ 芸能人 レイバンウェイファーラーとの比較と違い3

メガネコンパス

「昔ウェイファーラーを買ったけど、掛け心地が悪くて手放してしまった」という方にこそ、ぜひサラトガを試していただきたいです。「これだよ、これ!」と感動するフィット感が待っているはずです。

サイズ感は52か54か?日本人の選び方

現行の復刻版サラトガを購入する際、最大の悩みどころとなるのがサイズ選びです。

現在は「52サイズ」と「54サイズ」の2サイズ展開となっています。

たった2mmの違いですが、顔に乗せた時の印象はガラリと変わります。

アメリカンオプティカル サラトガ 芸能人 サイズ感は52か54か?日本人の選び方

メガネコンパス

52サイズ (52-19-145mm)

【特徴】
JFKが実際に着用していたオリジナルサイズです。レンズの横幅が52mm。現代のサングラスの基準からすると「やや小ぶり」に感じるかもしれませんが、クラシックなウェリントン型は、少しタイトに掛けるのが正統的なスタイルとされています。

【おすすめな人】

  • 小顔〜標準的な顔の大きさの男性
  • 女性全般
  • JFKや稲葉さんのような、シャープで知的な印象を出したい方
  • ヴィンテージの雰囲気を忠実に再現したい方
  • 度付きレンズを入れて、普段使いの眼鏡としても使いたい方

54サイズ (54-19-145mm)

【特徴】
現代的なトレンドやニーズに合わせて設定されたサイズです。レンズ幅が54mmあり、全体的に余裕があります。サングラスとしてしっかり遮光したい場合や、ゆったりとした掛け心地を好む場合に適しています。

【おすすめな人】

  • 顔幅が広めの方、ガッチリした体型の方
  • 「サングラスは大きめに掛けたい」という好みの方
  • 締め付け感が苦手で、リラックスして掛けたい方
  • 頬骨が高く、52サイズだとレンズ下部が頬に当たってしまう方
アメリカンオプティカル サラトガ 芸能人 54サイズ (54-19-145mm)

メガネコンパス

Syo66のワンポイントアドバイス

個人的な推奨としては、迷ったら「52サイズ」を推します。

なぜなら、サラトガの魅力である「知的さ」や「スマートさ」が最も引き立つ黄金比だからです。54サイズも悪くありませんが、少しカジュアル感が強くなり、場合によっては「普通のサングラス」に見えてしまうことも。せっかくAOを選ぶなら、クラシックな52サイズでビシッと決めるのが粋かなと思います。

偽物の見分け方とヴィンテージの注意点

残念なことに、人気ブランドの宿命として、AOサラトガにも偽物やコピー品が存在します。

特に最近はフリマアプリなどで、精巧とは言えないレベルの粗悪品が高値で売られているケースも見受けられます。騙されないために、最低限チェックすべきポイントを押さえておきましょう。

現行品の偽物を見分けるポイント

アメリカンオプティカル サラトガ 芸能人 現行品の偽物を見分けるポイント

メガネコンパス

  1. サイズ表記の矛盾
    これが最も分かりやすい判別点です。正規品のサラトガは「52-19」または「54-19」です。しかし、偽物の中には「AO USA 55-20」のように、サラトガには存在しない「55サイズ」の表記があるものが流通しています。これはAOのパイロットサングラスの表記を適当に流用したもので、即座に偽物と判断できます。
  2. ノーズパッドの形状
    現行の正規品(復刻版)は、グローバルモデルでありながら、アジア人の鼻筋にも乗りやすいようにノーズパッドが高めに盛られています(アジアンフィットに近い形状)。一方、偽物はここが低くて平らなことが多く、日本人が掛けるとズルズル落ちてきたり、まつ毛がレンズに当たったりします。
  3. レンズの刻印
    新品の正規品であれば、左レンズの左上隅に小さな「AO」のロゴがレーザーエッチングされています。偏光レンズモデルなら右レンズに「Polarized」の文字も入ります。これらが全くない新品は疑ってかかるべきです。

ヴィンテージ品(~1970年代)の注意点

ヴィンテージ市場で探す場合は、さらに難易度が上がります。JFKが生きていた時代のモデルには、実はテンプルに「Saratoga」というモデル名の刻印がありません

あるのは「American Optical」のロゴと、レンズの種類(Calobarなど)の刻印だけです。「Saratogaと書いてないから偽物だ!」と早合点しないように注意が必要です。

また、50年代の古いモデルだとリベットが六角形(Hex rivet)だったりと、年代による細かな仕様変更があります。

アメリカンオプティカル サラトガ 芸能人 ヴィンテージ品(~1970年代)の注意点

メガネコンパス

ヴィンテージ品は、状態によって価格が3万円〜15万円以上と大きく変動します。

特にJFK同色のデミアンバーで状態が良いものは、コレクターズアイテムとして高騰しています。初心者のうちは、信頼できるヴィンテージ眼鏡専門店で購入するか、安心感のある現行の復刻モデルを選ぶのが賢明です。

AOの偽物の見抜き方についてまとめた記事がありますのでこちらもご覧ください。

アメリカンオプティカルの偽物判別!現行品との違いと注意点
アメリカンオプティカルの偽物判別!現行品との違いと注意点 こんにちは。メガネコンパス、運営者の「Syo66」です。 最近、フリマアプリやオークションサイトをパトロールしていると、アメリカンオプティカル(American Optica...

復刻版AOLiteレンズの評判と機能

2020年にAOがブランドリニューアルを行い、サラトガが完全復刻された際、大きな話題となったのがレンズの仕様変更です。

かつてのガラスレンズではなく、現代的な「AOLite(エーオーライト)」という高品質ナイロンレンズが標準採用されました。

「え、ガラスじゃないの?安っぽくない?」と心配される方もいるかもしれませんが、実際に使ってみると、このAOLiteレンズ、めちゃくちゃ優秀なんです。

アメリカンオプティカル サラトガ 芸能人 復刻版AOLiteレンズの評判と機能

メガネコンパス

  • 圧倒的な軽さ:ガラスレンズ特有の「ズシリ」とした重さがなく、長時間掛けていても鼻や耳が痛くなりにくいです。これは日常使いにおいて最強のメリットです。
  • 高い光学性能:一般的なアクリルレンズとは違い、歪みが極めて少なく、クリアな視界が確保されています。
  • 高機能コーティング:レンズの裏面には「反射防止コート(ARコート)」が施されており、横や後ろからの光の映り込みを防ぎます。表面には「撥油コート」があり、指紋や汚れがつきにくく、拭き取りも簡単です。

さらに、JFKが愛用した「Polaroid(偏光)」の系譜を継ぐ、偏光レンズ(Polarized)オプションも用意されています。

運転中の路面の照り返しや、釣りでの水面のギラつきをカットしたい方は、迷わず偏光モデルを選びましょう。

機能性は現代の最新技術でアップデートしつつ、見た目はクラシックそのもの。まさに「いいとこ取り」なのが現行サラトガの魅力です。

(出典:American Optical “Saratoga” Product Page

アメリカンオプティカルのサラトガと芸能人スタイルの総括

アメリカンオプティカルのサラトガは、JFKという歴史的なアイコンから、B’zの稲葉浩志さんという現代のロックスターまで、時代を超えて「本物」を知る男たちに選ばれてきました。

彼らがサラトガを選ぶ理由は、単に流行っているからではなく、その背景にある歴史、品質、そして揺るぎないスタイルに共鳴しているからでしょう。

私たちが彼らのスタイルを参考にサラトガを手に入れるとき、それは単なる真似ではありません。

1833年から続くアメリカの歴史とクラフトマンシップを自分のライフスタイルに取り入れ、自分なりの物語を紡ぎ始めるということです。

黒でクールに決めるもよし、デミアンバーでトラッドに攻めるもよし。

自分の顔立ちや服装に合ったサイズとカラーを選び、胸を張ってサラトガを掛けてください。その瞬間、いつもの街並みが少しだけ映画のワンシーンのように見えてくるかもしれません。この記事が、あなたにとって最高の一本との出会いになれば嬉しいです。

アメリカンオプティカル サラトガ 芸能人 アメリカンオプティカルのサラトガと芸能人スタイルの総括

メガネコンパス

免責事項

本記事の情報は執筆時点(2025年-2026年)の調査に基づく一般的な目安です。価格や仕様、芸能人の着用モデルに関する情報は変更される場合や、推測が含まれる場合があります。正確な製品情報は必ずアメリカンオプティカルの公式サイトをご確認ください。また、ヴィンテージ品の真贋判定や購入に関する最終的な判断は、信頼できる専門家にご相談の上、自己責任で行ってください。

 
タイトルとURLをコピーしました